お客様の声


Interview

お客様の声


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大坂府/株式会社アドバンス

製造業

中前 様

製造業で働かれている中前様に採用後のインタビューにご協力頂きました。

Q.外国人を受け入れるにあたり、どんな準備をしましたか?

A.コミュニケーション能力や理解度を探るため、念のため入社時最初の初歩教育スケジュールの日数に少し余裕を持たせています。 時間に余裕を持たせることで重要な最初のコミュニケーションチェックをしっかり取るようにしています。これは外国人側、日本人指導者側、双方がお互いの発言をどれだけ理解できるか、どのような話し方をすれば伝わりやすいかを探るうえで非常に重要だと考えており、その後の教育計画のスムーズな実施に有効だと考えています。 他には、作業手順書を事前に翻訳して用意するようにしています。
ただし、専門用語などはそのまま日本語で覚えてもらっが方がよいものもあるので、日本語版も両方利用してもらうように工夫しています。

Q.外国人を受け入れて、実際どうでしたか?(周りの反応や、一緒に働いてみた感想)

A.正直、最初の受入れ前は抵抗があった事は事実です。言葉の壁はもちろんですが、もしかして我々が思っている「普通」や「常識」が通じないのではないか?どのように指導すればよいだろう?ちゃんと伝わるのか?などの不安がありました。
でも、その懸念は実際に受け入れをしてみて払拭されました。現場で働く既存メンバーからの印象、評判はとても良かったんです。 逆に皆さん仕事への意欲や学びたいという意欲が高く、正直私も想像を超えるレベルでした。
なるほど、気持ちは通じるものなんだ、と当初心配をしていたことが問題なかったことにとても安心しています。

Q.現在はどのような業務を行っていますか?

A.主に検査工程、装置オペレーション、製品の修正、物流(梱包)など電子機器組立の最終工程に関わるお仕事をお任せしています。

Q.業務を教える際や指導する際に気を付けていることは何ですか?

A.ゆっくり丁寧に話す事、ジェスチャーを加える事、伝える文章はなるべく簡潔・短めに簡単な言葉を使うように気を付けています。
実はこれは日本人スタッフにとっても同じく重要なポイントですので特段不便は感じていません。
専門用語や固有名詞は意外に覚えてしまえば簡単なのでそのまま利用しています。

Q.外国人材が職場に与えている、新しい影響や発見はありましたか?

A.大きいのは平均年齢が若返った事です。皆さん20歳台中盤~30歳台の方々ですので以前の平均年齢をぐっと若返らせてくれました。
若いだけあって若干おしゃべりが多くなった感は否めませんがそれも活気と捉えています。
特に検査業務は目の良さがカギですので、若い方が有利です。現在、外国人スタッフの検査認定取得率は100%なんです。
とても難しい作業ですので元々検査チームの人選には苦労していましたが、とても良い影響を与えてくれています。

Q.外国人材に今後期待していることはどんなことですか?

A.これは日本人スタッフも同じですが、なるべくなら長く働いてほしいと思っています。そんな中でリーダーができるようなスキル、気持ちを持っている人がどんどん現れてくれると嬉しいと思っています。逆に長く働いて頂けるよう、会社側も様々な工夫をしながら職場改善に努めていきたいと考えています。
些細なことですが、「仕事なんだから」と、無理にその方の要望を聞かずに我慢させてしまうのは良くないと考えています。
よくコミュニケーションを取り、細かいことまで普段の思いをくみ取ってあげ、できる事なら気持ちよくお仕事を続けて頂くための改善など職場側の努力も大事だと考えています。

Q.外国人採用の受け入れを検討されている企業様にメッセージをお願いします。

A.私どもも受け入れをする前の懸念と実際に受け入れた後では外国人採用に対するイメージが一転しました。
まだまだイメージが湧かないかも知れませんので、ぜひ機会があれば一度面接だけでもされてみると良いかと思います。
もちろんその候補者にも依りますが、実際に面接などを通じて接してみると、印象が変わるかもしれません。

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