「技術・人文知識・国際業務」とはどんなビザ？

技術・人文知識・国際業務のビザとは、大学を卒業した方が自然科学や人文科学の分野で専門職や母国の思考や感受性を生かした国際業務に従事する外国人を受入れるための在留資格です。私も中国から留学ビザで来日し、日本の大学を卒業した後、貿易会社に就職をしました。その際に、取得したビザが「技術・人文知識・国際業務」でした。

在留期間は、5年、3年、1年、3か月があります。
更新回数には制限はなく、日本での就労が決まっている限り更新が可能です。

文系は、営業、人事、総務、企画、語学教師やデザイナー
理系は、SE、プログラマー、生産技術などです。

ただし、単純労働はできませんので、気を付けてください。

学歴要件はあります。
日本の専門学校、短期大学、大学を卒業していること
または、海外の4年制大学を卒業していることが必要です。

また、就く仕事の内容と専攻科目に関連性があることも必要です。
ホテルや観光を専攻した方が、システムエンジニアとして働くことはできません。

特定技能ビザを希望する外国籍の方と面談をしていると、実は、技術・人文知識・国際業務の学歴要件を満たしていたということがあります。
「技術・人文知識・国際業務」の在留期限は無期限（更新は必要）なので、技術・人文知識・国際業務のビザ取得に挑戦をしてほしいと考えています。

技術・人文知識・国際業務ビザの要件に該当する人材は、日本語はもちろん英語や母国語など複数言語を話すことができ、専門知識を有する人材が多いため、企業様にとっても即戦力を獲得するチャンスになります。

初めての外国人採用で不安という企業様にも1から丁寧にご説明させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。